
奈良県の人気店「麺闘庵」さんを訪ねました。
今回で二度目の訪問となります。
少し話はそれますが、以前、福岡県がうどん発祥の地という話をしましたが、
実は奈良県も、うどん発祥の地と伝えられているのです。
あまり周知されていないようなので、簡単に説明させていただきます。
西暦989年、平安時代に藤原実資(さねすけ)が記した「小右記」の中で、
一条天皇が春日詣の際に振舞われた「餺飥(はくたく)」という料理が出て来ます。
その「餺飥」という料理がうどんの祖と伝えられています。
驚きなのは、福岡県に製粉技術が伝えられたのが西暦1241年、「餺飥」が振舞われたのは989年、
製粉技術が伝わる以前に「餺飥」が存在していたという事です。
ちなみに「餺飥」という料理ですが、きしめんや、ひもかわうどんのような幅の広い麺を使った料理です。
現在も提供されているお店がありますので、機会をみて、私も食べに行こうと思っています。
私の願いとしては、この「餺飥」を、奈良県のご当地うどんとして、盛り上がってほしいなと思います。
そうする事で、奈良県うどん発祥の地説も、多くの方に周知されるのではないかと思います。(^-^)
うんちくはこの辺にして話を戻します。
この日、一番客となった私はカウンター席に座り、あわてて店内を撮影。
とても人気のあるお店で、この後、5分足らずでほぼ満席となりました。
注文するメニューはすでに決めていました。
私が注文したのは「カレー巾着」です。
以前、「巾着きつね」を食べに来た時に気になっていたメニューなのです。
しばらく待って運ばれて来たのが↓↓こちら。
大きな巾着です。(^-^)
巾着を箸で破りますと、そこから麺が出て来ます。
稲庭うどん、水沢うどん、五島うどんの製麺技術を修得されている店主が作り上げた麺です。
まずは少しカレーを飲んでみました。
出汁の効いたカレーで、辛さ加減もちょうど良い。
深いコクと、とろみもあり、とても美味しいカレーです。(^^♪
麺はモチモチ感にコシのある麺。
カレーを浸けずに食べると、しっかりとした旨味を感じる麺です。
たっぷりとカレーを絡めて食べると、これがまた美味しい!(´▽`*)
このメニュー、ここまで仕上げるのに相当なご苦労があったと思います。
今回も大変満足させていただきました。(^^♪
ただ、今回の記事はこれだけでは終わりません。
うどんを食べている間、ずーっと目に入っていたPOPがありました。
それが↓↓こちら。
タレントの石塚さんお気に入りの「きなこうどん」。
これがどうしても食べたくなり、注文しました。
↓↓こちらが「きなこうどん」。
黒蜜がハート型になっているのが可愛いですね。
そして器もシャレています。
食べてみますと、甘くて美味しいです。(^^♪
きなこもちを食べている様な感じです。
麺のもっちり感が良いですね。(^-^)
麺闘庵さんのうどん、私は大好きです。
また訪ねたいと思います。(^-^)
↓↓メニュー
麺闘庵
ジャンル:うどん屋
アクセス:近鉄奈良線近鉄奈良駅 徒歩4分
JR奈良駅 徒歩15分
住所:〒630-8217 奈良県奈良市橋本町30-1(地図)
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情報掲載日:2019年2月14日