放浪うどん人

これから、うどんに会いに行きます。

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思い出の場所 あの日のうどん (短編小説)

 
ー 思い出の場所 あの日のうどん ー
 
 

高校3年の6月、母と父が離婚した。

父の経営していた会社がダメになったからだ。

父は多額の借金をしており、このままでは一家心中もやむを得ない状況だった。

母は離婚する事で、子供を守ろうとしたのだ。

早朝、夜逃げ同然に住み慣れた町を離れた・・・父だけを残して。

悲しいとかそんな思いは無かった・・・。

ただ、未来が曇りガラスの向こうに行った気がした・・・。

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