放浪うどん人

これから、うどんに会いに行きます。

「gooブログ」から「はてなブログ」へお引越ししました!

現在は日曜を軸に、心の余白に合わせて更新しています。

橋本(農機具)製麺所 - 香り -

道を歩ていて、暖簾に「うどん」と書かれていれば、何気に立ち寄ることは出来る・・・。

でも、暖簾も店名も掲げられていない所ならどうでしょう・・・。

それがマイ丼、マイ箸、マイ醤油・出汁が必要な製麺所となると、

何気に立ち寄る事は出来ません・・・。

事前に情報を集めておかないといけない製麺所が香川県に多数あります。

事前に情報収集する事を、実はわたくし、非常に残念でならないのです・・・。

でも、限られた時間でうどん店巡りをするには、事前の情報収集は必至です・・・ほんまに残念です・・・。

時を気にせず、旅をしたいです・・・。

マイ丼、マイ箸、マイ醤油をリュックに入れて・・・、

むかしに観た映画「イージー・ライダー」のピーター・フォンダみたく腕時計を捨てて、旅をしたいなぁ・・・。

何気に古い民家を見ると、煙突があって、そこから白い湯気が・・・。

足を止めてその民家を訪ねてみる・・・「ひょっとして、こちらでうどんを造られていますか?」

そんなセリフを言ってみたいですね・・・(^^ゞ

残念ながら今の私には、はるか遠い夢物語です・・・。

でもね、事前情報は必要やけど、夢を見させてくれる製麺所があります。

今回紹介する「橋本(農機具)製麺所」も、夢を見させてくれる場所です。

外観を見て頂いてわかるように、看板も暖簾もありません。

一緒に訪ねたメンバーも、この外観を見て感嘆の声をあげていました・・・。

私は今回で二度目の訪問になりますが、以前と変わりない製麺所の姿をみて嬉しかったです。

「(農機具)」と書いたのは、以前はこちらで農機具を販売されていたからなんです。

前回訪ねた時は、ご主人とたくさんお話が出来たので、

今回もお話が出来るのかなぁ・・・と期待していたのですが、製麺が終わっていたようで、

土間の横にあるお部屋でくつろがれている様子でした。

対応していただいたのは奥様・・・・持ってきた丼ぶりを5つ渡して「1玉ずつお願いします」と私。

製麺所内を見渡すと、相変わらずだ・・・(^-^)

石油ストーブも、ロデオマシーンも、そして空気も、以前のまま・・・。

変わらないという素晴らしさがここにはあります。

ロデオマシーンと、その上に置かれた新聞の束、

テーブルの上に置かれているダンベルにさえ、なにか逸話がありそうで、楽しい気分になる。(^^♪

いろんな事をご主人に訊ねてみたいなぁ・・・でも、ご主人は相変わらずお部屋に籠ったまま・・・(^^ゞ

仕方ないので製麺室を覗かせて頂きました。(撮影許可は頂いています)

奥様が麺を丼ぶりに入れて下さってました。

レンガ造りの大きな釜ですね。

「坂出山下うどん」の釜を彷彿させるような釜ですね。

製麺室からは、懐かしい香りが・・・なんやろね・・・母の事を思い出しました・・・。

すべての丼に麺が入りました。

うどんとダンベルが並んでいる光景・・・ええ感じですね・・・どちらも「力」になりますから。(^-^)

醤油をかけずにまずはひと口・・・美味しいですねぇ・・・(^^♪

小麦の風味が抜群です。

次は醤油をかけてひと口・・・

めっちゃ美味しいですねぇー!!(≧▽≦)

前回食べた時と同様に、こころに染み入る美味しさです。(*´▽`*)

雑然とした製麺所内、懐かしい香りがする空間、優しい眼差しで私達の事を見ている奥様・・・、

そして麺・・・そういうものすべてが味になっています。

ほんまに美味しくて、嬉しくて、懐かしくて、最高な麺です!!(≧▽≦)

科学で証明出来ないのが「味」やと私は思っています。

こちらの製麺所へ訪ねると、そういう事が容易に理解出来ます。

私達が食べている最中、地元のおじさんが乱入。

ようやくご主人も姿を現し、そのおじさんと雑談を・・・。

いつの間にか私達も絡まれてしまいました。(^▽^;)

「前に大勢で来て、ひとつの丼ぶりを分けてたべるのがおった。」と少し怒り口調でご主人。

「そんなんがおったんか? あんたらは大丈夫か?」と、おじさんが私達の方に目を・・・(^-^;

「ちゃんとひとりずつ丼ぶりを持ってるでしょ?(笑)」と私。

「勝手にうちの醤油を使うのもおった。」と、やはり怒り口調でご主人。

「そんなんもおったんか!!」と言って、おじさんが私達の方にまたまた目を・・・(^^ゞ

「ちゃんと醤油も持ってきてますよ(笑)」と私。

「そしてゴミもしっかりと持って帰りますよ!」と私が言うと、

「あんたらは優秀やなぁ!」と、おじさんにお褒めの言葉を頂きました!!\(^o^)/

ご主人とゆっくりお話しは出来ませんでしたが、こんな感じでの会話も有りかな?と思いました。

ここの製麺所、旅人のこころを揺さぶってくれます・・・。

「天は二物を与えず」という詩が、壁に貼られていました。

読んでみると、これがなかなか面白い!!

ままならぬ人生を、楽しく生きたいですね。

 

橋本製麺所(農機具店)
 
住所 高松市仏生山町甲1120
電話番号 087-889-0812